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レポート
2016年5月12日

レストランのチョークボードをカラフルに彩る!「チョークアート展」レポート

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おしゃれなカフェやレストランの店頭を彩るブラックボード(黒板)。おすすめのメニューや営業時間をチョークで手描きして飾ってあるのをよく見かけるようになりました。最近では、カラーのチョークで描かれたイラスト(チョークアート)が華やかさを添えるブラックボードも増えてきて、待ち行く人びとの目を楽しませてくれています。みなさんの店でも、チョークアートで店頭や店内を彩っているところが多いのではないでしょうか。

そんなチョークアートの作品展が、2016年4月21日~24日、横浜赤レンガ倉庫で開かれましたのでおじゃましました。

目にも鮮やかなカラフルなチョークアート

この作品展は、日本チョークアート協会(JCA)の主催。2005年から開かれていて、今回が節目の10回記念展です。テーマは「Food Matters」ということで、食材や料理を題材にしたチョークアートばかりが集められていました。

作品展に参加したのは、JCAの会員や生徒さんたち60名。ざっと110点のチョークアートが並んでいました。とにかく、びっくりするほどカラフルなボードばかりです。

定食を出す店のボードでしょうか。おいしそうですね。

こちらのボードでは食材の説明が細かく描かれています。

持ち帰り弁当のボードもお洒落です。

この色鮮やかなアート、もちろんふつうのチョークで描かれているわけではありません。「オイルパステル」というクレパスのような画材で描かれています。当日は会場内で、チョークアートの体験コーナーも用意されていて、お子さまからお年寄りまでさまざまな方が、オイルパステルで色を付けたり指でこすったりして、チョークアートを楽しんでいました。

この展示会の主催者・JCAの代表で「黒板デザイナー」の栗田貴子さんは「チョークアートってパステル画に近いんです。チョークで線を描いたり塗ったり、自分の指でこすって色を混ぜたり。だから、描いた人の体温が伝わってくる。それがチョークアートの楽しさだと思います」と、その魅力について話します。

栗田さんは、日本のチョークアートの草分け的存在なのですが、じつはもともと「絵の素養はゼロ」だったそうです。およそ15年前、オーストラリア留学中に出会ったチョークアートの魅力にハマり、現地の看板屋さんで見習修業。2001年の帰国後、チョークアートライターとして独立し、さまざまな飲食店向けにチョークアートを提供しはじめました。

「ちょうど日本でもカフェと呼ばれる業態が増えてきて、全国のいろいろな飲食店でチョークアートが求められるようになった頃でしたね」と栗田さん。

そのかたわらで「もっとチョークアートの魅力を広めたい!」と考えて、横浜でチョークアート教室を開いたり、JCAを立ち上げたり。プロのアーティストを育てるだけではなく、趣味としてのチョークアートを広めていく活動をずっと続けて来られています。
もちろん、なかにはカフェやレストランのスタッフが教室に通うというケースもチラホラあるとか。

「チョークアートは決して難しいものじゃありません。もともと誰でも気軽に描けるもの。デッサンが少しぐらい変でもいいんですよ。自然な手作り感があったほうがステキだし、見た人の記憶に残ると思うんです。飲食店の方が自ら描いたイチ押しメニューって、写真よりも味や暖かさが伝わってくるような気がしませんか?」と栗田さんは話しています。

現在すでにカフェやレストランでブラックボードを活用中のみなさん、チョークアートを学んで「一歩先」の看板づくりにチャレンジしてみませんか?

(※一部内容を変更しています。2017年6月8日)

■全国各地で開かれているチョークアート教室の情報はこちらから。
日本チョークアート協会ホームページ
株式会社アーティチョーク
■色とりどりの画材を入手するならこちらが便利。
 チョークアートを自分で勉強できるテキストやDVDも多数あります。
栗田貴子のチョークアート画材ショップ chalkmart 

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明日のレストラン編集部
この記事を書いた人

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