• 編集部セレクト
  • 2016.3.2

「また来るよ!」飲食店でリピーターを増やすために必要なポイントとは?

  • この記事をシェアする

リピーターの確保は、飲食店繁盛への第一歩です。お客さまに気に入ってもらい、何度も足を運んでいただくことは、安定した経営につながります。二度三度と来店してもらうためのコツは、一体どこにあるのでしょうか?

特典は効果的。でも再来店の一番の理由は…

「再来店をうながす」という言葉を聞いて、まず思い浮かべることは何でしょうか? 「次の来店時に使えるクーポン券」のイメージかもしれません。では、実際にお客さまはそれをどのくらい重視しているのでしょうか。

サッポロビールのホームページに掲載されたデータによると、ボトルサービスやスタンプカードなどの特典を用意することはリピーターを増やすにあたり、確かに効果的なようです。

しかし、再来店の決め手として一番多く回答されたのは「値段が手ごろ」で、二番目には「おいしい」という結果となっています。「クーポン券」は上位ではなかったのです。このことから、特典にはある程度の効果が期待できるものの、それだけでは大きな決め手とはならない場合もあることがわかります。

再来店の決め手――上位は、「値段、味、雰囲気、好きな料理がある、接客」

同じサッポロビールの調査によれば、お客さまが再来店の決め手としているのは、上位から順に「値段、味、雰囲気、好きな料理があること、接客の良さ」、続いて、「品揃え、店長やスタッフの人柄」となっており、その次が「クーポン券」です。

値段や味などの基本的なことのほかに、「雰囲気」や「接客」、「人柄」など、食事を楽しむ環境も重視されていることがわかります。味や値段には自信があるのに、いまひとつリピート率が伸びない、という飲食店さまは、一度そうした面を見直されてみてはいかがでしょうか。

特に、同窓会を開いたり、取引先を招待したりという目的で店を選ぶお客さまは、「店の雰囲気やサービス」で絶対に失敗できないため、こういった面で心配のない店を選ぶでしょう。ひとたびそうしたお客さまの信頼を勝ちとれば、大事なイベントがあるときには「ぜひこの店を予約したい」と思っていただけ、リピートにつながります。

マイナス点がない、というのも重要なポイントに

ここまでで述べたように、良い接客・サービスを行うことはリピーターを増やすうえで重要です。しかし、このとき忘れてはならないのが、「プラス点を増やすだけでなく、マイナス点もなくす」という心がけ。

つまり、「配膳をスピーディーにする」など、サービスの質を高めるだけでなく、「予約を取り間違えたりしない」「お客さまに聞こえる場所で内輪の話をしない」など、NGとされる行為を行わない、というのも大切なポイントになるということです。お客さまの大切な会合がある日に予約を取り違えてしまったら、残念ながら、「この店には二度と来たくない」と思われてしまうでしょう。

他店にない「売り」がある

今回ご紹介した「再来店の決め手は何か?」のアンケートで、「クーポン券」の次に多かった回答は「好きなお酒がある」で、その次が「食材にこだわっている」でした。お客さまにとって、自分の好きな飲み物や食べ物が出てくるかどうか、というのは店を選ぶうえでの大切なポイントとなります。

さらに、これが他店にはないような「お酒」や「食材」であれば、再来店の確率はぐっと上がるでしょう。珍しい食材を使うのもよいですし、地元でとれた新鮮なものであることを売りにしてもいいですね。

情報化社会になり、お客さまの目も舌も肥えてきた今日このごろ、どんな材料が使われているかに敏感な方はたくさんいます。そんな方を満足させられるメニューが1つでも2つでもあると、印象がぐんとアップするでしょう。

リピーターになってくださったお客さまがいても、そこで気を抜かないようにしたいものです。一度はファンになってくれた方でも、サービスに良くない点が見つかれば、すぐに離れていってしまう可能性があります。いつでも最高のおもてなしをするよう、心がけましょう。

(※一部内容を変更しています。2017年6月8日)

■関連記事
なぜ繁盛店のスタッフは笑顔なのか? 改めてアルバイト・パートの働く環境を考える
商売の基本は「三方よし」。売り手・買い手・世間の三方に利益を提供し、愛される店づくりを!

参考:
繁盛店の扉Web  リピートしてもらうために重要なこと「本質的な魅力があれば、どんな販促も歓迎される」|サッポロビール株式会社
飲食店がリピーターの顧客を掴む方法|キャリアパーク!

  • この記事をシェアする
  • この記事を書いた人

    明日のレストラン編集部

飲食店で働くすべてのみなさまのため、今日より明日さらに繁盛させるためのノウハウなど、すぐに役立つ情報をさまざまな角度からお届けします。