飲食店のメニューをリニューアルしたい!紙・黒板・タブレットを徹底比較

【ざっくり要約】

  • 紙のメニューは表現力は高いものの、耐久性や制作コストに難あり
  • 黒板メニューはインテリア性があり導入コストにも優れるが、読みやすさと手作業の手間が難点
  • タブレットのメニューは多彩なコンテンツでお客さまにアピールできるが、導入コストがかかる

お客さまがお店で料理を注文する際に、メニューを参考にすることが大半でしょう。メニューでお客さまの心をつかむには、どのような工夫ができるのでしょうか? 主なメニューの手法である紙、黒板、タブレットのそれぞれの特徴を比較して、自分のお店に適した方法を考えてみましょう。お店の売上げアップのために、メニューを変えたいと考えている方必見です。

紙:誰でも使いやすく、表現力と一覧性の高さが魅力

紙に印刷されたメニューは、子どもから高齢者まで「誰にでも」使いやすいことが最大のメリットです。一覧性が高く、お客さまが手元で落ち着いて見ることができるため、特に料理の種類が豊富なお店には欠かせません。また写真を活用することも可能であり、写真の撮り方ひとつでも料理の印象を大きく変えることができます。また、最近では比較的簡単にデザインをすることもできるので、お店の個性を表現するには最適です。

自作のメニュー作りにチャレンジする際は、こちらの記事もご参照ください。
美味い料理は上手く撮る。撮影のコツはインスタグラムから学ぶ - 明日のレストラン

一方で、毎日たくさんのお客さまに使用され、水分や油汚れも付着するため、長時間の使用には不向きです。その解決方法として、紙へのコーティング加工やラミネート加工があります。最近では、樹脂でできた丈夫な合成紙に印刷したものや、木・合皮など表紙の素材にこだわったメニューも広まっています。

黒板:手書きならではの味がありおしゃれなインテリアのひとつに

店先に置かれた黒板のメニュー看板や、壁に取り付けた黒板に書かれたメニューは、カフェ風でとてもおしゃれです。黒板そのものがインテリアになり、手書きならではの味も魅力です。

テキストだけでなく、イラストや写真を貼るなどオリジナルの工夫ができ、手作りが好きな人に向いています。黒板はマーカータイプとチョークタイプがあり、カラーバリエーションも豊富です。スタッフのなかに絵が得意な人がいれば、最適ですね。またメニューの修正が簡単なので、毎日変わるおすすめメニューを強調したり、売り切れ品を消したりといった柔軟な対応ができます。なお、導入コストも低く、維持費やメンテナンスも不要です。

ただし、店内の黒板だけでは、どの座席からもしっかり読めるとは限りません。混雑時などは読みにくいと思われる可能性も考えられます。メニューが伝わらないのはお店としては致命的です。お客さまがわざわざ立ち上がってメニューを確認しなくてすむように、スタッフが持ち運べる黒板のメニューを準備してもよいでしょう。また、黒板のメニューは素敵ですが、デザインや字を書くことが得意な人がいなければ、負担になってしまうことにも十分な配慮が必要です。

タブレット:よりリッチに料理の魅力を伝えることが可能

最近では、タブレット端末を使ったデジタル化されたメニューも広まっています。写真、テキスト、動画、音声など多様なコンテンツを盛り込んで、デジタルならではの美しさでいっそうおいしそうに伝えられるのが特徴です。専用アプリを使えば想像以上に編集も簡単にできます。オーダーシステムと連動しているサービスも多く、業務の効率化にもつながります。

お客さまにとっても、うれしい機能がそろっています。スマホやタブレット感覚でメニューの検索ができるだけではなく、簡単な操作で注文までできるので、追加注文が増えるかもしれません。メニュー以外のコンテンツはテーブルでの待ち時間にもぴったりです。

デメリットとしては、他の手法よりも導入コストがかかることや、高齢者などデジタル機器に抵抗がある人には優しくないかもしれません。また、お客様とスタッフのコミュニケーション機会が減ってしまうことも考えられるため、サービスレベルが下がらないようにより一層注意する必要があります。

 

飲食店メニューの手法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。判断基準は、お客さまが使いやすく、スタッフの負担がかからないこと。それぞれの特徴を考えて、お店に適した方法を選びたいですね。


参考:

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